スタッフからの一言

「味噌汁みたいな絵だ~」クラスメイトの男の子たちから、からかわれた一枚の絵。担任の先生が気を使って、「この絵は素晴らしい」と、言って廊下に張り出してくれた。

小学5年生の内気な私は、小躍りしたくなるくらい嬉しかった。小さい時から病弱で入院生活が長かった私の趣味は、お絵かきと色遊び。大きくなったら自由に世界を飛び回りたいと思い、いつも自己流の『色占い』をしていた。

「今日の気分は、やっぱり味噌汁」「早く元気になれ」「空を飛ぶには赤ね」何事も起爆剤として、モチベーションアップに色を利用して、自分を鼓舞し続けた。

一枚の味噌汁みたいな絵から、自分の人生が変わり始めた。