スタッフからの一言
三色団子(さんしょくだんご)
2026年3月17日
三色団子(さんしょくだんご)は、春になるとよく見かける和菓子です。ピンク・白・緑の3つの色のお団子が串にささっていて、花見やひな祭りなど、春の行事で親しまれています。
三色団子の始まりは、今から400年以上前の安土桃山時代だと言われています。当時の天下人だった豊臣秀吉が、京都の醍醐寺で「醍醐(だいご)の花見」という大きな花見の宴を開きました。そのときのおもてなしとして、白い団子だけではなく、見た目も楽しい色とりどりの団子が作られたのが、三色団子の始まりという説があります。
三食団子の色についてですが、ピンクは桜の花が咲く「春」、白は雪の降る「冬」、緑は新緑が生い茂る「夏」を表していると言われています。「あれ?秋はないの?」と思うかもしれません。実はこれにはちょっとした言葉遊びがあります。「秋がない」=「飽きない」と「商い」をかけて、「いくら食べても飽きない」「商売がうまくいきますように」という願いが込められていると言われています。
また、三色団子の串の順番にも意味があります。上(先端)から「ピンク→白→緑」と並んでいることが多いですが、これは「桜のつぼみ(ピンク)→満開の桜(白)→葉桜(緑)」という、桜の変化を表していると言われています。
三色団子は米粉から作られているため、脂質が少なく、エネルギーになる炭水化物が中心の和菓子です。原料が米粉や砂糖のため、速効性の高いエネルギー源として運動前後の栄養補給に優れています。また、主な栄養素として、脂質を分解・代謝するビタミンB2や、健康な骨を保つミネラル、モリブデンが含まれているそうです。
春は、気候もよくなり、外に出るのが気持ちよい季節です。桜を見に行ったり、公園を散歩したり、少し遠くまで出かけてみるのもいいかもしれません。もしお花見に行く機会があれば、ぜひ三色団子を食べながら、春の季節を楽しんでみてください。