スタッフからの一言

1960 年代のお話しです。当時はアメリカのテレビは白黒でした。が、民主党のケネディ大統領候補は濃紺のスーツ着用に赤のネクタイをしめて、メイクもしっかりしているのに対し、共和党のニクソン大統領候補は茶色のスーツでメイク無し。下馬評はニクソン大統領候補が優勢でしたが、結果はケネディ。パーソナルカラリストを登用して、色の濃淡をはっきりさせて若々しいイメージで勝利したと、言われています。

この出来事は、カラー業界に旋風を巻き起こし、「色の力」「イメージの力」が浸透し始めたきっかけを与えました。そして、テレビが多大な影響を与える時代に突入したと報じられました。この 35 代アメリカ大統領ケネディの時代は、おおよそ 60 年前、、、しかし、今の時代と重なるような出来事等は、彼が着用していたスーツの濃紺とネクタイの赤の組み合わせのように、「抜け出せない苦しい状況の連続」と、一致しているかのようです。歴史は繰り返し、歴史は繰り返しの中で学びます。